こんばんは。
すまいるかんぱにーです。
本日はお昼から『不登校生が進学したお話会』でした。
お話に見えてくださった高校生を含め8名(プラス子ども4名)での開催でした。
尚、こちらの事業ははましん地域振興財団助成事業です。
ゲンゴロウの家の1階リビングスペースを使い、ざっくばらんで和やかなお話。
Q&A形式の方がお話しやすいとのことで、参加者の方が質問する形でお話が進みました。
お昼からでしたので、まずは、お昼を皆さんで準備。
おにぎりを作り、サラダやスープを盛り付け。
初めましての方でもこうして一緒に食事の準備をすると、なんだかあたたかな気持ちになりますね(^^)
食堂で皆で相席しているような、そんな感じだなと思いました^^
写真は食事開始前くらいでそこからお話とメモに一生懸命で写真が撮れずでした(^^;;
とても貴重なお話をしてくださったことにまずは感謝です!
この貴重なお話をいかにまとめるかを頭を捻りながら書いているわけですが、、
思うのは、生の声をどんないい表現で書いても生の声に勝るものはないということは強く思います。
学校に行けなくなる原因は色々あると思います。
先生の対応一つで、子どもの人生が変わるかもしれない。そう言っても過言ではありません。
もちろん学校の先生だけではなく、周りの関わる大人の対応もです。
そこには、子どもの力ではどうにもならないことも多くあるということを改めて認識しました。
子どもは親を選べません。
家庭環境の面からも納得のお話が聴くことができました。
『愛着障害』
話しを聴いていて感じたことは、発達障害よりも深刻なんだということ。
それは、幼い頃から何かしらのサインを子どもが送っていることを見逃してきたことかもしれませんが、それは、その代で初めて起こることでなく世代間連鎖だということ、、
どこかで断ち切るという勇気は、その後の人生を大きく変えると思います。
不登校のお子さんの傾向でありがちなのは、0か100になりやすいということ。
それは、学校という場に行かないことへの葛藤であったり、選択肢の一つである適応指導教室やフリースクールに行くということにもつながります。
学校になんらかの理由で行けなくなっても、自分の中では、学校に行かなくてはと思い、学校以外の選択がご自身の中で許せないということがあるのです。
学校という話の中で、通信制高校のお話にもなりました。
いくつか高校の名称もあげて具体的にメリット、デメリットを教えていただけたことは、今後の選択肢の幅を広げる上で非常に役に立ちます!
通信制高校に入るには、、
卒業するには、、のお話は皆さん興味津々で質問が飛び交いました。
ここで全て書いてしまうこともできるんですが、読んだ方に価値観を押し付けてしまうのも、、というのもあるので、ご興味がある方には直接お話させていただきます。
私が知り得た内容ではありますが。
決して勿体ぶっているわけではなく、SNSが多くの方が簡単に見られる時代だからこそ、書いてあるままを受け止めてしまうことになって欲しくないと思った為です。
不登校であった期間は、何にも代え難いほど苦しみがあったと思います。
それを感じさせないほどの雰囲気でした。
フリースクールに行くようになり良かったことをお聞きしました。
それは、人としてとても大切なことで、基本に立ち返るとはこのことだと感じました。それは、『ごめん』と『ありがとう』が言えるようになったということ。
生きていく上で、人は1人で生きられない、支え合って生きていく。まさにこの2つの言葉は本当に大切ですね。
フリースクールに行ったことが最良だったかとう想いにはならないのも、本当は学校に行きたかったし、普通でありたかったという言葉も響きました。
思い出として語れるようになったときにまた別の価値観が生まれるかもしれませんね。
きっと今悩まれている方も、何かしらのタイミングで外に出てみよう、、そんな風に思う日が来ると思います。
真っ只中であればそんなことを考える余裕もないかもしれません。
思うのは、学校が人生の全てではないということ。
なんでもいい、やりたいことを見つけていくことも社会に出るには必要だと思います。
どんな子でも少しづつ成長しますし、歳も取ります。
自分で気づけないことを周りの関わる大人たちが、良さを見つけたり、活かせる場を作り出すことも、自信をつけていくには必要なことなんだなと感じました。
書き尽くせないほどの濃厚な2時間強。
私の頭の中で今日のお話がグルグルしています。
お忙しい中、集まってくださった全ての方に感謝致します。
またこうした機会がもてたらと思っております。
生き方の一つとして、このお話はいい意味で固定概念を取っ払ってくれます。
今回ご都合で来られなかった方にも、ぜひ聴いていただきたいと思っております。
そして、不登校当事者やご家族にも届きますように・・
本日はありがとうございました。
長文を読んでくださったことにも感謝です。